こんにちは。
日本では卒業する年に、「卒業アルバム」を受け取りますよね。自分がどんな顔して写っていたか、どんな写真が掲載されているのか、受け取るまでわからずドキドキしてたのを思い出します。
イヤーブック(year book)とは
アメリカではそんな卒業アルバムのようなクオリティーのアルバムを毎年受け取ります!そのため、イヤーブック(Year book)と呼ばれています。
毎年あるとはすごいですよね。高校卒業するまでに13冊もあります。
アメリカの義務教育はK-12までの13年間あることを書いた記事はこちら⇩
日本の卒業アルバムのように、しっかりとしたハードカバーのアルバムです。
毎年あるからといって安っぽいものではないのもすごい。
このイヤーブック、自分の所属する学年だけじゃなく、その学校ですごしたみんなの写真が1冊にまとまっています。


例えば、息子の小学校はK-5thまでなので、年長から5年生までの顔写真、クラス写真、先生たち、いろんなイベントの写真が1冊にまとまっています!
こんなことしてたんだなーなんて、感慨深いです。
卒業生は個別ページあり
卒業する5年生は、1ページ特別なページが与えられ
・プロフィール
・小学校生活で一番の思い出(手書き)
・将来の夢(手書き)
・好きな写真を6枚くらい
でデコレーションされたぺージがあります。
息子の小学校は、4年生の時に1週間(!)国立公園に行くというイベントがあるのですが、ほとんどの子供たちが一番の思い出にそれを選んでいました。
それを見て、他の学年の子達はいざ自分が行く時のことを想像して胸を膨らませていることだと思います。
好きな写真には、生まれてからこれまでの成長がわかるものや、家族写真、親しい友達との写真を選んでいる子が多いです。家族写真というのがアメリカっぽいですよね。
ちなみにこの卒業生の特別ぺージは全て印刷されるので全生徒に見れるものになっています。
フリーページはその子だけ見えるページ 素敵にアレンジしよう!
他には、業者によって違うかもしれませんが、息子の場合は全ての生徒に見開き2ぺーじのフリーページが与えられていました。無料です。
このページは本人のイヤーブックにしか印刷されません。
フリーページは写真業者のアカウントにログインして作ります。
好きな写真を入れ、ワードーアートなどでデコレーションします。

友達に電子サインをお願いできるのですが、サインを受け取ったらこのフリーページに入れることもできます。
本当はイヤーブックに直接手書きでサインやメッセージをもらうようですが、今年はコロナでお友達とも会えない状態だったので、電子サインの子も多かったかもしれないですね。
表紙
学校によって異なると思いますが、息子の小学校は今年は「動物愛護」というテーマで生徒たちからのイラストを募集して、応募作品の中から生徒たちの投票で表紙が決まりました。
イヤーブックのお値段
イヤーブックのお値段ですが、学校によってさまざまなようです。
$10-$100の間と言われています。
息子の学校は、無料。学校運営費から充てられているようです。(資金集めも熱心な地区なので)
全員に届くので兄弟がいたらお家に同じものが何冊かあるということになります。
ですが、一人一冊、というのがスタンダードのようなので、無料でなくとも兄弟分注文するというご家庭が多いのではないかと思います。
プロフィール写真は買える
驚いたのは、イヤーブックに使うプロフィール写真とクラス写真を、学校が始まってすぐ撮影していたことです。
受け取るのは1年後です。
で、このプロフィール写真は1度だけ撮り直しが可能でした。
それと、プロフ写真はデータで買うことができました。
膝を立てたポーズとか、アルバム内に入らないカットがありました。
3、4カットある中から選べたと思うのですが、$40くらいする普通のポーズを購入しました。アルバムに入れないカットも撮影して売るなんて、なかなかよく考えられてるビジネスです。
息子は、イヤーブックが届き大興奮!
親としても、学校での様子がたくさん見れる素敵なアルバムです。