春から入学予定の方へ しておきたい補習校入学の準備

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こんにちは。

あっという間に1月が終わり、もう2月。一日一日がとっても早いです。

もうすぐ春ですね!

春といえば、日本では新学期ですね。

コロナ禍ですが、4月のタイミングでアメリカの補習校にご入学やご編入を予定されているご家庭もあるかと思うので

補習校について書こうとおもいます。

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アメリカの補習校

補習校については以前こちらで書きましたが、日本政府から認可されている学校を「補習校」と呼んでいます。認可されているというのは、資金援助があったり校長先生や教頭先生が日本から派遣されているという意味合いのことで、学校運営は学校単位でしているので、私立学校や非営利団体というかんじです。

日本の認可学校じゃなくても「補習校」という名前をつけている学校もあります。

多くの補習校は土曜日に現地校の小・中・高校のどこかを借りて(お金を払っている)そこで子どもたちを迎えて授業をしています。

平日に2回授業を行っている補習校もあります。

授業料やカリキュラムも学校によって違うので、周囲にいくつか選択肢があるならお子様にあった学校を選ぶのがよいと思います。

補習校の入学・編入試験について

補習校は、日本語「を」学ぶ場ではなく、日本語「で」日本で行っているような学習内容を学ぶところなので「ついていけるのか」という入学テストがあります。

3月まで日本の学校に行っていて、4月入学の試験を受けるなら難しいものではないと思います。

募集要項にテスト内容が書かれていることが多いですが、詳しく知りたい場合は学校の事務所に問い合わせて準備されておくと良いと思います。

(教科書の何ページくらいまでが対象か、など。)

低学年のお子様で心配ならばこういう教科書ワークをしておくのが良いと思います。

教科書の内容にそっているし、テスト形式に慣れることができます。

学年の途中からの場合、アメリカの補習校の方が日本より進んでいることがあるので、テスト範囲を聞いて先回りの学習をしておくのが良いと思います。

年長さんの場合は、日本語での対応を見られます。聞かれたことに「ーです。」という受け答えができたり、「はい。」とお返事できたりということを見られるようです。

日本で確認しておくことと、持ってきたほうがよいもの

詳しいことは通う予定の補習校のウェブサイトで確認するのがよいと思いますが私の知っている範囲のことを書きます。

日本の学校に直前まで通っていたなら、在籍証明または成績証明書があると試験免除になる場合があります。

教科書は入学のタイミング次第では日本から持ち込みしないといけないこともあるので、補習校に確認しておかれるとよいと思います。

補習校に行かないアメリカに住む日本人でも、教科書は領事館経由で受け取りができるので手に入りますが念の為。

私は、タイミング的に日本の海外子女教育財団というところで教科書をいただいて持っていきました(補習校入学前です)。続きの教科書は補習校から受け取りました。

ランドセルは必須ではないですが、ランドセルで通っている子もいます。

算数セットがあれば、使う予定のものを聞いておいて一部持って行くと良いと思います。(小2ではおはじきと時計を使いました。一瞬ですけどね。)

文具(ノート、おりがみ、定規)はアメリカでも手に入りますが、値段は少し高くなるのでいくつか用意しておくとよいと思います。だいたいのものは手に入りますが下敷きは売ってないので必要だったら持ち込むとよいと思います。

不合格になることはある?

学校独自で入学試験をしているので合否があります。

不合格でも再試験を受け付けているところがほとんどなので、入学基準に達して定員に空きがあれば入学できるということになります。

小さいお子様の場合、入学までに時間が空いてしまうと日本語から離れてしまい、試験のハードルが上がることがあるのでそのあたりは注意ですね。

現地校との両立はたいへん?補習校の宿題の量は?

アメリカの学校(現地校)に行きながら、補習校に行くのでダブルスクールになります。

補習校は進級基準を設けている学校が多く、ついていけてないと進級できないこともあるので

入学後も一定のレベルを保たないといけません。

大変かどうかは、学年によると思います。

息子は小学校低学年なので、現地校の宿題はなく、補習校の宿題をする時間はありますが

遊びたいので宿題をやりたくない!というので、モチベーションを持たせるのは大変です。ですが、今のところは興味を持ってやってくれています。

息子の場合は、今のところは国語と算数の宿題しかなく、毎日ワークを3ページずつするくらいのボリュームです。

学年が上がると、現地校の宿題や友達とするプロジェクトで忙しくなったり、音楽やスポーツなどの習い事も活発になるので補習校の宿題に手が回らないということはよく聞きます。補習校の科目も増えるので宿題も増えます。

現地校・補習校ともに勉強が難しくなるので、大変だと思います。

補習校の場合は、この科目は取りませんということはできないので、「これ勉強して役に立つのかな」ということも出てきて子供の不満もあると思います。(日本の川の名前をひたすら覚えるとか。)

補習校の高校卒業までした子どもたちは、ほんとにすごいなと思います。

補習校のクラスの様子

息子の場合だと、クラスはだいたい20人くらいです。

授業は全て日本語です。

クラスメイトはハーフの子が2,3人くらいで、あとは両親ともに日本人のお子さんです。

クラスの中で一人だけ日本語のイントネーションが違うなという子がいます。多分英語が第一言語なんでしょう。

ですが授業内容は全て理解していて、話す内容もしっかりしています。

クラスは、起立・気をつけ・礼からはじまり、お当番さんもいます。

先生は、日本の季節の行事のことを話してくれたり、生徒にもたくさん問いかけしてくれるので学びがたくさんあります。

また、授業中の姿勢やあいさつなどの礼儀にも厳しいです。日本の学校をそのまま持ってきたかんじです。

参観日や運動会のような、日本でしていることもあります。

まとめ

アメリカの学校だけ行っていると得られないような学びがたくさんあるのが補習校です。

いつか日本に戻るお子様のために作られた学校ですが、アメリカ永住予定の子供でも通うことができます。

我が家は日本語は私とだけなので、補習校で学んでいることはとても多いです。

いつか息子が日本で住むことになっても困らないような力をつけてほしいと思っています。

期間限定でアメリカ生活される方は、補習校に行けば日本のお友達と日本語でお話できるというのは大きいですよね。

入学審査がスムーズにいくことを願っています。

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