アメリカで最も大切な祝日 7月4日インディペンデンス・ディってどんな日?

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インディペンデンス・ディとは何か

インディペンデンス・ディはアメリカの独立記念日です。

毎年、7月4日となっており祝日です。インディペンデンス・ディの他に、Forth of July, July 4thのように呼びます。

インディペンデンス・ディとは何かを知るにはアメリカの建国の歴史を知ることになります。

そんな、インディペンデンス・ディがどうやってできたかのお話です。

アメリカはイギリスの植民地だった

昔、アメリカはイギリスの植民地でしたが、イギリスからの印紙やお茶などの度重なる重税に入植者たちは不満が募っていました。

英国議会に代表を送ることができないのに、税金を納めなければいけないことに不満を持っており、イギリス統治から解放され独立したいと思っていたのです。

独立戦争

入植者とイギリスの間で摩擦は続き、1775年に、対イギリスとの独立戦争が始まりました。

戦いは続きますが、その間全13州の代表を集めた「大陸会議」が行われ結束を強くします。この会議の中で、イギリスから独立を目指すことが決定され、独立宣言が採択されます。

世界にも影響を与えた、アメリカの独立宣言

独立宣言は、いくつかの権利を主張して独立する理由を説明したものです。

「全ての人間は平等であること」、「新たな組織を作る権利」「生命・自由・幸福の追求の権利」を掲げています。

つまり、人間は平等でなければいけないはずなのに、イギリスが重税を課しているのはフェアではないと訴えたのです。

また、人々を苦しめる政治から新たな組織を作る権利があること、そうして皆が自由で幸福になる権利があることを掲げました。

その思想は今の自由の国アメリカを形づくっていると言えますよね。

そして、この思想は世界へと広がっていくのです。

この独立が宣言されたのが、1776年7月4日です。

鐘が鳴り響き、花火、大砲、楽器の演奏で大いにお祝いされました。

この日から、毎年7月4日にはアメリカの独立を祝う記念日となったのです。

独立戦争で実際に独立を勝ち取ったのは、1783年9月3日のパリ条約調印時です。ここで初めて、アメリカ合衆国が建国となるわけですが、独立記念日は「独立宣言を採択した日」ということになります。心が一つになった日なので、実際の独立日より重要だったのかもしれないですね。

何をして過ごす日なの?

独立記念日が7月4日とされてしばらく経ち、1941年に7月4日はアメリカの祝日となりました。

今でも、毎年盛大にお祝いされアメリカの建国精神が受け継がれている日となっています。

最初の独立記念日の祝い方は継承されており、今でも花火、パレード、ショーやゲームなど、アメリカ各地で様々なお祝いイベントが開催されているのです。

お家での過ごし方は、家族や友人と集まりバーベキューをするのが人気の過ごし方です。ビール片手にのんびり過ごすのは、最高ですよね。

祝日の前後はお休みを取る人も多く、小旅行に出かける人も多いです。

今年は、COVID-19の影響でイベントはキャンセルが相次いでますね。

筆者のいるカリフォルニア州では、感染者が増えているため、ビーチがクローズされ、同居家族以外と会うことも自粛要請がでました。

今日、ビーチ沿いを車で走っていたら7/4にビーチにいたら$1000の罰金、と電光掲示板に出ていました。

今年は例年と様子の違うインディペンデンス・ディとなりましたが、また、forth of Julyを盛大にお祝いできるようコロナの収束を願いたいですね。

インディペンデンス・セールをお見逃しなく

そんなアメリカの大きな祝日、インディペンデンス・ディですが、サンクスギビング、クリスマスのように大きなセールのある週末となっています。

どのお店も、セール価格になっているので気になっているものがあればお見逃しなく!!

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