Happy Halloween!
今日はハロウィンです。今年はトリックorトリートをしているところもほぼないのではないでしょうか。
我が家もおとなしくお家で過ごしています。もしかしたら夜に近所のお家の飾り付けを見に行くかも、というくらいです。
アメリカの学校では、ハロウィンの日はコスチュームを着ていってよいのですが息子は今年はいいやといって着ませんでした。笑
寂しいハロウィンですが、意外にも息子は気にしていない様子?!
ハロウィンとは?
そもそもハロウィンって何なのか?そういえば考えたことがありませんでした。
気にすることといえば、コスチュームやメイクのことがメイン。
日本ではここ20年くらいでぐっと知名度が上がったイベントですが、大人の仮装パーティーみたいになっていますよね?今年はコロナの影響で渋谷でも集まりはないそうです。
みなさんはハロウィンについてどのくらいご存知ですか?!
ハロウィンの起源
ハロウィンの起源はなんとヨーロッパ!
そして2000年以上の歴史がある伝統のお祭りです。
始まりはヨーロッパのケルト民族。
ケルトでは11/1が新年とされており、前日には収穫のお祝い、先祖が戻って来る日とされていました。
じきにケルトにキリスト教が広がりますが、キリスト教では11/1を「諸聖人の日」=「All Hallo」としたことから、10/31の前日を「All Hallo Eve」 と呼び、だんだんとハロウィンという名前に変わっていったそうです。
つまりハロウィンは日本のお盆!そして大晦日!
なぜハロウィンに仮装するのか
ではなぜハロウィンに仮装するのかなのですが、歴史を知ると納得します。
10/31に先祖の霊が戻る時に、悪い霊も一緒に連れてきてしまうといういわれがあったため、怖いコスチュームを着て追い払うという意味合いから始まったそうです。
そういうことだったのですね・・・!
怖いコスチュームを着るほうが由来にはあっているというわけですね。
アメリカのハロウィン
アメリカにハロウィンが広がったのは、19世紀に入ってからだと言われています。
移民を通して伝わったそうです。
そしてだんだんと今のような形になってきたというわけです。
アメリカのハロウィンは、子供がトリック・オア・トリートをすることをメインとしています。
好きなコスチュームを着てキャンディーをもらいに行くのですから子供にとっては最高に楽しいイベントです!

息子の小学校では全ての生徒がコスチュームを着て登校し、一日を過ごします。校庭をパレードする時間に親が見に行けるようになっています。
小さい女の子はプリンセス、男の子はゲームキャラクターやマーベルのキャラクターが人気のようでした。
高学年になると怖い系が増える印象です。
大人の仮装は、バラバラです。著名人や映画のキャラクター、子供とマッチした仮装などです。
私が住んでいるあたりだと、渋谷のように悪ふざけする大人は少ないです。
「トリック・オア・トリート」というのは、子どもたちが家々を回ってキャンディーを貰う前に言う文句で「いたずらorお菓子?」=お菓子くれたらいたずらしないよ、という意味で使われます。
お菓子を用意しているお家は、玄関の明かりを付けかぼちゃをおいたり、サインを置いたり、家の装飾をして参加していることを示します。
私が住む辺りは、ハロウィンに参加している通りというものがあり、ほとんどのお家がドアを開けてキャンディーを入れた入れ物を手に待っています。
引っ越したばかりのころは、近所の人にハロウィンやっているところはどこ?と聞きました。
メキシコのハロウィン 死者の日とは?
アメリカではハロウィン近くになるとカラフルな骸骨がお店に並びます。
これはメキシコの「死者の日」 Day of Death=Día de las Brujasとお祝いするもので、10/31-11/2の3日間祝われます。

トレジョにもカラフルな骸骨の鉢植えが売られていました。メキシコの死者の日に関連するものだったのですね!
ピクサーの「リメンバー・ミー」(英語名:coco)ではこのメキシコの「死者の日」にちなんで作られた映画です。とってもいい映画なのでおすすめです。
まとめ
イベントの由来を知るといろんなことが繋がりより楽しめますね。
ヨーロッパやメキシコでも、先祖が帰ってくる日があるのはとてもおもしろいですよね。
家族を大切に思う気持ちは万国共通ということですね。
来年は子どもたちがトリック・オア・トリートできることを願いたいですね。
ではみなさまよいハロウィンを!