イースターって何?
日本では東京ディズニーランドで「ディズニー・イースター」が始まってから、耳にする機会も増えたと思われるイースター。
とはいえ、日本ではまだ馴染みのないイベントだと思います。
この、イースターどういうものなのかご存知でしょうか?
イースターは「復活祭」ともいい、キリストが十字架にかけられて3日後に復活したことを記憶しておくための、キリスト教で最も重要なお祭りです。
教会では、イースターを祝う特別なイベントがありますが、欧米では宗教にとらわれずイースターをお祝いしています。

イースターはいつ?
春分の日の後、最初の満月の次の日曜日です。
そのため、毎年日にちが異なります。
アメリカでは、翌日の月曜日もお休みにして連休になる地域もあるようです。
バレンタインが終わると、小売店はイースターグッズを売り始めます。

スーパーで、イースターエッグやうさぎの形をしたチョコが見つかりますよ。

イースターバニーと卵の意味
イースターと聞いて、「うさぎ」と「卵」を思い浮かべる人も多いと思いますが、なぜ「うさぎ」と「卵」なのでしょうか?
卵は生命誕生の象徴とされており、その卵をうさぎ(イースターバニー)が運んでくるとされています。
うさぎは多産であることから、繁栄を示すシンボルとされています。
「うさぎ」と「卵」が、復活と繁栄の象徴とされることから復活祭にふさわしいとされているからです。
イースターの過ごし方
普段教会に行く方は、教会のイベントに参加することが多いです。
子供向けのイベントとしては、エッグハントやエッグスプーンレースがいろんなところで行われます。
また、週末なのでお友達や家族と集まったりします。
お料理は、家庭によっては下記のように、イースターの象徴の卵を使った料理、十字架が入ったパン、ラム(キリストが世の罪を取り除く神の子羊だとされる)、など宗教上の意味合いがあるものが食べられています。
- デビルド・エッグ(ゆで卵の黄身をくり抜いて白味に乗せたもの)
- ラム肉
- ホットクロスパン(十字架デザインのパン)

ただ、サンクスギビングのようにほとんどの家庭がターキーを食べるというようなものではないです。
イベントだけ楽しんだり、うさぎの形をしたクッキーを焼いたりと家庭によってイースターの楽しみ方は様々です。
エッグハントってどんなことをするの?
イースターで一番盛り上がるイベントが子供向けのエッグハントです。

ゆで卵にペイントしたものや、スーパーなどで売っているプラスチックの卵、チョコレートでできた卵をいろいろなところに隠し、子供達がバスケットを持って探します。公園や家でエッグを隠し、子供達が探します。
プラスチックの卵の中にお菓子を入れたり、当たりくじのようなものを入れてあとで景品を渡したりとママたちはいろいろと工夫をしますが、このエッグや景品のおもちゃは前夜にイースターバニーが届けるとされています。
我が家は、アメリカのいとこたちと家の中でエッグハントをしました。
前夜にイースターバニーが家中に隠したエッグを朝一番に探します。
子供達全員が番号の書いてある当たりくじが入った卵が見つかるようし、番号が若い順から景品が選べるという仕組みにしました。
子供達は、景品やお菓子に大盛り上がりでした。子供の頃の楽しい思い出として残ることでしょう。
エッグハントの卵の作り方

固茹で卵をお好みの食紅を入れた水に2時間程度つけ、その後ペーパータオルの上で乾燥させます。
絵を書いた後に食紅水につけても綺麗です。
日本でも、アメリカでもイースターを楽しみ春の訪れをお祝いしましょう♬