盛大にお祝い!アメリカのバースデーパーティー

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こんにちは。

アメリカと日本とで違うことの一つに、子供のバースデーパーティーがあります。

ドラマや映画で派手にお祝いしているのを見たことがある方もいると思いますが、本当にその通り。

アメリカは自己肯定感(セルフエスティーム)を大切にしていますが、自分が生まれた日を大いにお祝いしてもらうというのは、純粋に自分の存在を認めてもらえているという自己肯定感に繋がります。

私も、アメリカで子育てしている間は息子の誕生日を大いにお祝いしたいと思います!

日本では、家族や仲のいいお友達数人とホームパーティーということが多いのではと思いますが、アメリカでは会場を借りたり、外からプロに来てもらったりと、さまざまな趣向を凝らしたバースデーパーティーがあります。

自分の子供のバースデーパーティーはどんなことをすればいいのか、招待されたらギフトはどんなものを持っていけばいいのか、アメリカ生活でわかったことを書いていきます。

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子供のバースデーパーティーはどんなことをする?

バースデーパーティーが盛んなアメリカでは、大いに誕生日を祝います。

パーティーは、「テーマ」を決めることもあります。

例えば、「プリンセス」「スーパーヒーロー」「海の生き物」「ポケモン」などです。

ホスト側がテーマに沿ったデコレーションをしたり、子供の洋服を決めたり、帰りに渡すおみやげのグッズを決めたりします。

パーティーグッズはとても豊富にあ流ので、アイデア次第でいろんなパーティーができます。

それでは年代別にどんなパーティーがあるのか見ていきましょう。

1歳のバースデーパーティー

1歳の誕生日は親にとって特別なものです。それは日本でも同じですよね。

主役はまだ赤ちゃんなので何が何だかわかりませんが、着飾られ、綺麗にセットされたテーブルの周りでみんなで記念撮影をします。プロのカメラマンに記念写真を撮ってもらう人も多いです。

アメリカでは節目にプロのカメラマンに撮影をお願いする人は多く、赤ちゃんが生まれてすぐに撮影する人も多いくらいです。

日本ではあまり見かけない素敵な雰囲気の写真を撮ってもらえますよ。

パーティーのハイライトは、赤ちゃんにホールケーキを好きに食べさせるところ。

大きなケーキを興味津々に手を突っ込む様子が可愛らしく、大人たちが和む瞬間です。

日本のように、お餅を背負ったり、選び取りをするといった文化はありません。

ゲスト、場所について

1歳はまだお友達がいる年齢ではないので、家族の集まりが多いです。

少人数だとお家、ゲストが多いようであれば公園やレストランですることもあります。

ギフトは何が喜ばれる?

ギフトは、1歳半か2歳になってからと、少しだけ大きくなってから使える洋服やおもちゃが喜ばれます。

この頃は成長が早いのでなるべく長く使えるものを選びたいですね。

2-5歳のバースデーパーティー

2-5歳になると、デイケアやプレスクールにいく子供が増えます。

家族以外の人との関わりが増え、少しずつお友達ができてくる頃です。

この頃、子供の周りで付き合いが広がってきていたら、お友達をバースデーパーティーに招待します。

プロの力を借りる!

お家や公園でのパーティーをする時は、プロを呼ぶことがあります。

例えば・・・

マジシャン

バルーンアート

フェイスペイント

プリンセス(白雪姫の格好をした若い女性など)

面白い動物を持ってきてくれる人

フードトラック

さ・す・がアメリカ!スケールが違います。

女の子が喜ぶのはプリンセス!

アメリカではお誕生日にプリンセスに来てもらえるのです!

3-4歳くらいの女の子は大興奮です。

「アリエルに会ったの!」「白雪姫が来てくれたの!」と夢見心地の日を過ごせるに違いありません。

こちらにあるようなサービスですね。

The Princess Party Company
The Princess Party Co. provides birthday party characters for hire in more than 30 locations across the United States. Contact us to plan your event today.

(画像は上記サイトからお借りしています)

もちろん女の子たちもドレス着用!

プリンセスドレスはアメリカでは安く手に入るので、ハロウィンで来ている子もとても多いです。

小さい女の子のドレス姿、可愛すぎますよね。

イベントスペースを借りる!

イベントスペースでのバースデーもとても人気です。

例えば・・・

水族館

・ゲームアーケード

・映画館のプライベートシアター

・博物館

などです。水族館で誕生日をお祝い?!日本ではない規模感ですよね。

さすがに水族館や博物館は全部貸切とはいきません。一部のスペースを借りられるものや、閉店後の数時間など時間限定で貸切にできるプランがあるのです。

ゲームアーケードでアメリカ全土で展開しているのは、Chucke E cheese!

ここでは、子供たちがゲームをし放題。

チップの付いた手首につけるパスがもらえる、やりたいゲームのスクリーンにかざせばゲームができる仕組みです。

日本のゲームセンターに昔からあるようなものがたくさんあり、子供たちは夢中!

ゲームを終えるごとに、スコアに応じたトークンがもらえ、溜まったトークンの数でおもちゃと交換できます。

ゲームし放題で、おもちゃももらえるなんて子供にとっては最高です。

Chuck E. Cheese: Kids Birthday Parties, Pizza & Arcade Games
Chuck E. Cheese is the ultimate kids' birthday party place for everyday fun. Visit us for arcade games, pizza and group events. Where A Kid Can Be A Kid®!

(画像は上記サイトからお借りしています)

時間になると、テーブルに座りピザやケーキを食べながらお祝いをします。

お店のキャラクター、Chucke Eもお祝いに駆けつけてくれますよ。

6-11歳のバースデーパーティー

アメリカは幼稚園年長さんからが義務教育になります。

クラスのお友達との絆が深まるのがこの時期です。一生の友達もできるかもしれません。

幼稚園や小学校低学年のうちは、クラスの全員招待したり、クラスの男子全員、女子全員といったかんじで招待したりいうことが多くあります。

年齢が上がるにつれて親しいグループができてくると、仲がいいグループでこじんまり好きなことをして過ごすパーティーもあります。

どれくらいの規模でするのか?

何をして過ごすのか?

子供の意思を尊重しながら、楽しい1日になるように親は頑張って準備します。

エネルギー発散!体を動かすスポーツ系

身体能力が上がるこの頃は、体を思いっきり使う施設が人気です。

例えば、こんなトランポリン施設や




ドッジボール、バレー、サッカーなどができるスペースを借りられる施設もあります。

他には、

・ロッククライミング

・スケート

なんていかがでしょうか。

バースデーイベントはアメリカのビックビジネスなので、気になるワードで検索したらいろんな施設でバースデーパッケージが見つかりますよ。

お家にプールがある場合は、プールパーティーもあります。

万が一に備えて、学生のライフセーバーを雇うお家もありますよ。

お友達と映画館へ

お友達を映画館へ招待する、というパーティーはいかがでしょうか?

まだ子供達だけで映画館に連れて行くのは早いこの年代は、

バースデーイベントのできるプライベートシアターがありますよ。

貸切なら大騒ぎしても大丈夫。

みんなで観た映画はずっと忘れられないですね。

好きなことをして過ごす

他にも、ちょっとお年頃の女の子だったら、ネイルパーティーはどうでしょう?

ネイリストに来てもらい、普段できないネイルアートをしたら盛り上がりそうですね。

そんなパーティー私もしてみたかったなぁー。

中学生、高校生のバースデーパーティー

ティーンと呼ばれるこの頃になると、子供達だけで行動できるようになってきます。

もし付き添いなしで過ごせるようなら、仲のいい友達だけでアミューズメントパークにDrop-offして、子供達だけで遊んだりすることもできるようになります。

お泊まり(sleep over party)をする子もいます。女の子はおしゃべりが止まらないでしょうね。

子供達をどれだけ信用できるかで親の判断が変わるのがこの頃ですね。

パーティーの予算は?

ここまで読んで、

「いったい誰がパーティーの費用を負担するのだ?」

と気になっている方もいらっしゃるかもしれません。

コストは、全てホスト負担です

ゲストは誕生日プレゼントを持って遊びに行くだけ♪です!

パーティーの予算は、規模と内容によってばらつきがあると思います。

前述した、ゲームアーケード、水族館、スケートリンクなどの施設は、ウェブサイトにパーティープランが掲載されていることがほとんどです。

20人までの入場料、フード、ドリンクで$○○○といった具合です。一人増えるごとに$○○という追加料金設定もあると思います。

お金かかるなーという印象です。

アメリカではバースデーパーティーがビックビジネスなので、検索すれば色々出てきますが、イベント会場を借りるときはお金もかかることを頭に入れておかないといけません。

ケーキのオーダーもお忘れなく!

ゲストへのお土産 Goody bag

もう一つ忘れてはいけないのが、ゲストに来てもらったお礼として渡すGoody bagです。

中身は、ちょっとしたおもちゃや、Tatoo、お菓子、鉛筆、などいろいろです。

birthday favorsで検索するとおもちゃが色々出てきますよ。

バースデーパッケージのある施設ではGoody bagも込みのプランがあるところもあります。ない場合は用意しておく必要があります。

こちらはTargetのGoody bagアイデアです。小さい子の「Baby Shark」をテーマにしたイメージだそうです。うまいですよね。

Goody bagの予算は$5/人くらいです。

誕生日プレゼントの予算は?

パーティーに招待されたら、必ずプレゼントを持っていきましょう。プレゼントは置き場が設置されているので、本人に手渡しするか、そのテーブルに置くようにしましょう。

その場では開けないことがほとんどなので、誰からかがわかるようにカードを付けて名前を書いておきましょう。

予算ですが、目安は$25-40かなと思います。

どれくらいの金額にするべきか悩むときは、イベントにかかる一人当たりの費用を考え、それ相応の値段のギフトを選ぶようにすることです。

ゲストもイベントに参加させてもらうことで得るベネフィットがあるので、それ相応のギフトにするのが良いでしょう。

プレゼントリサイクル?!

さて、たくさんのお友達に来てもらったら、後に残るのはたくさんの誕生日プレゼントです!

夢のようなプレゼントの山!!

もちろんぜーんぶ主役のものになるかと思いきや、

こちらリサイクルや返品に回すご家庭もあるとか。

お誕生日の本人が欲しいギフトを2つくらい選んでもらい、あとは

・招待されたお誕生日プレゼント用に取っておく

・お店に返品する

ということです。

リサイクルかリターンか。

ギフトはギフトレシートといって値段が入らないレシートをつけることができます。

アメリカでは返品が容易なので、必要ない場合はそのお店にある欲しいものと変えることができたりします。

兄弟が多くおもちゃで溢れているご家庭や、招待するのもお金がかかり、招待されるのにもお金がかかるので、節約のためにそうするご家庭があるのは頷けますよね。

でも子供の気持ちを考えると切ない・・・!!

どのくらいのご家庭がそうされるのか、またリサーチしてみたいと思います。

筆者が驚いた、アメリカで初めて行ったバースデーパーティー

私が渡米してすぐに行った、アメリカでの初めてのバースデーパーティーがどんなものだったかというと、驚きの連続でした。

私たち家族は、アメリカ人夫の兄のお家に遊びに行っていました。

すると、

「明日、友達のお家でパーティーに招待してくれたよ。一緒にどうぞって。」とお誘いいただきました。

そのお友達には、一度ご挨拶したことがあるくらいです。

アメリカといえば、よくお友達同士で集まり親睦を深めるものだ、と思っていましたので二つ返事で参加することに。

でも、それはお友達のお子さんのバースデーパーティだったのです。

行く直前で、バースデーパーティーと知った私たち。

手ぶらだけどいいのか?!何を着ていけば?! とはてなマークでいっぱいです。

「いいから、いいから。」と言われるままお家に行かせてもらうことに。

そのお家はとても広く、外にはプールとグリルの周りにカウンターテーブルがありました。スタイリッシュで素敵なお家です。思わずしばし見惚れます。

ゲストはたくさん。

お子さんは小学生で双子なのですが、それぞれの友達、そして親たちでワイワイと賑わっていました。

「うわー、大人もいっぱい。何を話せばいいのやら。」です。

うちの息子は他の子供たちと一緒に早速プールにジャンプイン!

裏には、遊園地にあるような、空気を膨らませた滑り台が付いたふわふわの遊具があります。

子供たちはプールとふわふわを行ったり来たりして大はしゃぎ。

大人たちはホストから振る舞われたハンバーガーやビールを手に談笑しています。

「ザ・アメリカだ!」とドラマで見る光景に思わず見入ってしまいます。

子供と大人で総勢70人はいたと思います。そのスケールにも唖然としました。

ですが、すっと口をあんぐりしているわけにはいきません。

大人同士は目が合うと、簡単に自己紹介したりしておしゃべりします。

そこで、気づいたのですが

「これって大人同士のネットワーキングの場でもあるんだな」ということ。

「仕事は何してる?」「日本の景気はどう?」「アメリカに来てどう感じてる?」

などいろんな質問が矢継ぎ早に飛んできます。

このパーティーに来ている親たちは、起業家や投資家、ドクター、といった企業に務める会社員と言われる人たちが少なかったので、余計にそうだったのでしょう。

異業種同士の情報交換を大切にしているような雰囲気でした。

大人が参加する場合、親たちのネットワーキングの場でもあるんだな、ということを知った出来事でした。

アメリカのバースデーパーティーいかがでしたでしょうか?

日本でももっとパーティー文化が広がり、楽しいお誕生日会が広がるといいのにと思います。

小規模でも、大規模でも、お誕生日の主役の成長と幸せを祈って素敵な1日にしてあげたいですね。

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